個人店だからこそ勝てる!?
ホリエモンチャンネル 堀江貴文のQ&A vol.514〜個人店には敵わない!? で、飲食店のお話が出てきました。
FC店と個人店との比較ですが、経済状況や労働基準法などの現状からだと、FC店はこれから厳しくなっていく事が予想されます。
経営ノウハウやOPEN後の経営サポート、ブランド力といった観点から見ると、確かにフランチャイズに加盟するメリットも大いにあります。
しかし、飲食店FC加盟の場合、外観、ファサード等をFC本部の指定通りに施工しなければならなく、初期投資が非常に高くなってきます。また、毎月のロイヤリティが発生し、固定費であるランニングコストも大きいです。
FCに加盟したからといって、確実に集客が見込めるといった保証がある訳ではありません。
過去記事「スマホが個人商店を復活される!?」でも取り上げましたが、個人店でも集客販促面で、大手に対抗できる環境になってきました。
当社でも、「Wing Store」にて、チラシPOPメニューテンプレートを無料で提供しております。
FCだと、メニューに関して、価格や取り扱いに制限があったりしますが、個人だとそれもありません。
また、個人店で家族経営であれば、スタッフの人件費を抑えられ、固定費やランニングコスト、損益分岐点が低くなるので、その分、お客様へ還元といった戦略も可能となってきます。
パッケージライセンスという選択肢
個人店、フランチャイズの中間的な存在として、パッケージライセンスという選択肢もあります。
パッケージライセンス契約は、商号やノウハウの使用許可を行うのが主であり、フランチャイズ契約とは異なり開業後のSVの派遣など、経営サポートは行われないのが一般的で、毎月のロイヤリティ料金が発生しないケースが多いです。
商号などの権利を認める対価として、加盟店は事業者に加盟金を支払い、一定の内外装の指定はあるので、初期投資はかかってきますが、毎月のロイヤリティが発生せず、ランニングコストがかかってこない点、
また、ライセンス契約だと、制限が緩いため、名前が知られた商標や商号を使用しつつ、自分の裁量で事業を行える点が、フランチャイズ契約との違いとなります。
独立開業向きなのは?
一概に、フランチャイズ、パッケージライセンス、個人経営、どれがいいとは言い切れません。本人の今までの経験といった所や物件などによっても、大きく左右してきます。
実際の創業融資では、経験が短いと審査不可の確率が高くなってきますが、経験が短くても、フランチャイズであれば、審査が通るといったケースもあります。
事業計画書の組み方や面談での対応、それらの事前準備によって、審査結果が変わるケースも多いです。
当社では、個別にそういったご相談も無料で受付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。